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平成29年度 総務省「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)研究開発課題」に採択されました

平成29年度 総務省「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)研究開発課題」に採択されました

2017年5月10日

総務省による情報通信分野の競争的資金「戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE)」の平成29年度研究開発課題(先進的電波有効利用型)の公募において、当社の研究開発の提案が採択されました。詳細は下記のとおりです。提案および研究開発に関しましては、新潟大学のAndrew Whitaker先生(環境科学)、寒川 雅之先生(機械科学)が研究メンバーとして参画されており、協力して研究開発を進めていく予定です。

なお今回の戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の公募には、全国から141件の応募があり、採択されたのは44件でした。(うち信越総合通信局管内から3件採択)

課題名:

「76GHzミリ波レーダーとLPWAを用いた防災IoT・環境モニタリングの研究開発」

概要:

本研究では、IoTとクラウド技術を活用し、多地点からデータを収集し災害発生の予測と的確に防災情報を発信するシステムの実現を目指します。自動運転用としての国際標準化と低価格化が進んでいる76GHz車載レーダーの技術を使い、様々な用途に使える安価で高精度な環境センサーと、そのデータをLPWA(省電力広域無線)を介してクラウドでモニターするシステムを開発する計画です。まずフェーズⅠでは、世界的に深刻化する河川水害にフォーカスし、レーダー水位計とクラウド広域環境モニタリングシステムを開発します。国や都道府県だけではなく自治体や海外(発展途上国)へも普及できるものを目指し、様々な地域の防災力向上に貢献するとともに、日本のICTの国際標準化にも寄与できると考えています。

■関連リンク(総務省HP)

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000001.html
http://www.soumu.go.jp/main_content/000483545.pdf