マツオ技研様 長岡工場照明LED化工事

工事時期：2023年9月

プロジェクト概要

新潟県で50年以上にわたって鋳物製造業を営む株式会社マツオ技研様。製造品の加工や塗装などを行う長岡工場において、「作業場の暗さ」「電気代の高騰」の二点を解決したいとのご相談を受け、新たな照明器具を導入することとなりました。これまで工場で使用されてきた水銀灯が現在は国の方針によって製造・輸出入ともに禁止されている背景もあり、今回は高照度・低消費電力・低コストなLED照明の採用をご提案し、施工へと至りました。

施工概要

既設照明との交換工事を行い、天井用として98基、屋外用として1基のLED照明を設置しました。照明の設置台数や位置の選定にあたっては、照度分布図や電力削減シートといった資料を用いた説明とヒアリングを実施。電気料金の削減想定額や工事投資費用の回収年数、既設照明と比較した際の明るさの違いなどを具体的にお伝えしながら、施工内容の検討を進めました。

施工後、明るさは従来の約1.36倍に、電気料金は年間約175万円を削減できるようになり、約5年での工事費回収が見込まれています。

照度度分布図（イメージ）

電気代削減シミュレーションシート（イメージ）

ポイント

・長寿命かつ低消費電力なLED照明の導入により、費用を抑えながらも快適な職場環境を実現
・当社独自の照度分布図や電力削減シートなどを用いて具体的なデータに基づいた提案を実施

交換前（左）・後（右）の天井照明の様子。水銀灯と比較してLED照明の照度が非常に高いことが分かります。