R2新三国トンネル通信設備新設工事

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工事名:R2新三国トンネル通信設備新設工事
工事期間:2021年5月~2022年3月

工事の概要

老朽化の進んでいた旧三国トンネルに代わり、2022年に開通を迎えた新三国トンネル。新潟県と群馬県の県境にまたがるこのトンネルは、首都圏と北陸地方を結ぶ物流の大動脈として大きな役割を果たすことになります。

当社はトンネル内の非常電話や押ボタン式通報装置、通行状況監視カメラなど、非常用施設の設置工事を担当。事故や災害が発生した際いち早く道路利用者が国道事務所へ情報を提供し、トンネル内の事故被害を最小限に留めるために必要な設備を構築しました。

また大型車の通行によって発生する過酷な振動にも耐えられるよう、監視カメラの取り付けには緩み止め効果の高い特殊なナットを使用。耐震効果に加え盗難防止効果も発揮するこの取り組みが評価され、国土交通省から「新技術活用実績表彰」を受けました。加えて工事規模が大きくマネジメントが難しい工事ながら他の模範に足る良好な施工であると評価され、「難工事功労表彰」を受賞しています。

ポイント

・首都圏と北陸地方を結ぶ重要な幹線道路の安全を支える
・新技術の導入や高い施工品質などにより「新技術活用実績表彰」「難工事功労表彰」を同時受賞

風雪の激しい標高約1,300mに位置する新三国トンネル(写真左。右奥は旧三国トンネル)。工事中は風の吹込みを防ぐため、防風シートを坑口に設置し作業が進められた。
交通状況監視カメラの他にも、緊急時に避難誘導情報などを伝えるための割り込み放送ができるラジオ再放送設備を設置。「安全・安心」を様々な面から支えるシステムを構築した。

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