事例番号0058
(独)情報通信研究機構殿(以下NICT)が東北大学内にて研究を行う「重層的ネットワーク」の機器設置を行いました。
震災が発生した際、複数の異なるネットワークを使用する事で対災害性を強化する技術を検証するものです。
研究について詳しい説明はNICT殿のサイトをご覧ください。
http://www.nict.go.jp/press/2013/03/18-1.html
http://www.nict.go.jp/reict/mesh/index.html
▼屋外情報設備局設置数及び基地局設置数
LED街路灯分離型屋外情報設備 3局
ワイヤレスメッシュテストベッド設備 基地局 22局
メッシュネットワーク内で発信された情報を表示する端末です。 通常時は一般向けのお知らせを表示しています。災害発生時は画面が切り替わり、個人情報を登録したICカードをかざす事により何処へ避難したか、誰が何処に避難したか表示する事が出来ます。また停電になった場合、発電機等の外部電源を接続し通信・街路灯の点灯を維持できます。 東北大学キャンパス内に3箇所しました。
本工事で設置した街路灯はキャンパス内に調和するよう、既設照明の色温度に合わせました。
東北大学の一角へ複数の無線LAN装置・WiMAX装置を実装した局を22局設置しました。 LED街路灯分離型屋外情報設備にも同様の装置が組み込まれており、ワイヤレスメッシュテストベッドを構成しています。
設置時はトラッククレーン車を大学敷地内へ入講させ、周りの安全を確保して作業を行いました。