事例番号0009
無線LANを使った遠隔監視システム例です。
与板橋水道取水口の取水流量を通信機能つき電磁流量計で計測し、無線LAN経由で約1.5km離れた管理所内の「表示盤」「ペンレコーダ」及び「PC管理端末」へ流量データを伝送します。
PCが受信した流量データはEXCEL形式に自動的に加工され、管理所内のLANに接続された複数のパソコンのブラウザで表示可能です。
施設屋上に設置された無線LANにより計測データを伝送します。
パンザ上に設置された無線LAN機器。 画像の施設まで、見通しで約1.5kmの距離です。(今回使用した機器は最大で見通し10kmまで伝送可能)
管理所内まで伝送されたデータはプロトコルコンバータを介してPLCに戻すことで、従来型の表示盤にも表示されるようになっています。 従来システムでは、取水流量計測施設(沈殿池)まで定期的に担当者が計測に行く必要がありました。
取得された取水流量は、数種類の帳票に加工されグラフ表示も可能です。 過去の指定日のデータも簡単な操作で閲覧可能です。