去る4月30日、全社避難訓練と合わせて、社内の停電対策試験を行いました。
災害等で突然長時間の停電となる事態に備え、定期的にこうした訓練を行っています。
本社の太陽光パネルで発電した電力と、日産リーフのリーフtoホームを活用して、指揮系統となる災害対策本部と社内サーバー関係に電源を供給する仕組みです。今までは社内システム管理者を中心に訓練を行っていましたが、災害時に対応できる人員が全て出払っていたという事態を防ぐため、今回は内勤の社員や女性社員も訓練に加わりました。
実際にサーバー室のブレーカーを落とし、UPS(無停電電源装置)の稼働を確認してから、日産リーフをリーフtoホームに接続し、電気を供給します。
社内に数ヶ所ある、停電時補償回路コンセントに電源が供給されているか確かめます。
また災害対策本部の設置や、社内LANの開放試験を行い、最後に終了ミーティングで次回への課題をまとめました。
日産リーフの操作についても、「緊急時に向け、普段から扱うことのできる社員を増やす必要がある」などといった課題が見えてきました。
今回使用した緊急時対応セットは、前回の訓練で出た「電源ドラムやケーブルをあちこちから借りてこなければならない」「暗い中での対応は難しいかも」といった意見を踏まえて常備したものです。「ケーブルをキッチリ束ねて縛ってあったので、解くのに時間がかかった」という意見から、わざと縛らずに保管しています。
訓練と改善を重ねて、いざというときによりスムーズな対応ができるよう取り組んでいきます。