事例番号0059
独立行政法人 国立環境研究所のご依頼で、「定点環境監視カメラシステム」の開発・設置を行いました。
特定地点を長期的に監視し、蓄積されていく画像・データを比較・分析することで、地球温暖化による自然環境への影響を解明することを目的としています。
現在以下の3箇所で設置が完了しており、今後も増設予定です。
・長野県…駒ヶ岳千畳敷
・北海道…利尻島、 某市
※高山地帯の植生や寒冷地の雪解け状況等に温暖化の影響が顕著に現れることから、厳しい気候条件下にて設置を行なっています。
設定時間ごとに各種データを取得し、FOMA回線経由で専用サーバーにデータ転送します。専用サーバーへのアクセスでデータ閲覧が可能です。設定時間ごとに画像・データを取得し、FOMA回線経由で専用サーバーへ転送します。転送された取得データは専用サーバーへのアクセスで閲覧が可能です。データ取得時にはカメラ内SDカードへの保存も同時に行なっているため、回線異常時でもデータの欠損を回避することができます。
太陽光パネルで電力を賄うことが可能で、商用電源が確保できない場所にも設置することができます。低温(-20℃)と無日照1週間程度の環境にも耐えられました。
インターネット接続環境があれば、ログインパスワードとIDの入力でいつでも遠隔地・複数箇所からデータの確認ができます。写真はログイン後の画面です。
設定間隔ごとに取得した画像はサムネイル表示が可能です。 また、サムネイル表示部分をクリックすることで詳細拡大画像を見ることができます。