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ブラジル海外事業(総務省 ブラジルにおけるネットワークインフラを活用した社会課題解決に係る調査研究)

防災システム IoT、クラウド 河川や海 海外事業

事例番号0068

ブラジル海外事業(総務省 ブラジルにおけるネットワークインフラを活用した社会課題解決に係る調査研究)

プロジェクトの概要

Morretes局-完成後関係者記念撮影

案件名:総務省 ブラジルにおけるネットワークインフラを活用した社会課題解決に係る調査研究の請負
工期:平成28年1月~平成28年3月

総務省がブラジルにて実施した、ネットワークインフラを活用した同国における社会的課題を解決するICTソリューションに関する調査研究の一環として、「遠隔河川監視システム」を導入させていただきました。

設置後はパラナ州防災局及び当該地域消防関係者により緊急災害活動や災害監視活動として運用され、その後の防災ワークショップでは、本システムの有効性に対し現地関係者から高い関心と評価を得ることができました。


システムの概要

パラナ州内のMorretes, União da Vitória, Francisco Beltrãoの計3箇所に、スマートフォンカメラによる河川監視局3局を設置しました。また、世界三大瀑布のひとつであるイグアスの滝を有し、川幅が広く水流が速いイグアス川に面したUnião da Vitória局には電波式水位計も併設しました。監視画像は1時間に1回、水位データは10分に1回収集され日本に設置されたクラウドサーバに送信、現地の防災関係者はインターネット環境があればどこにいても収集した情報にアクセスすることができます。また、危険水位に達すると現地消防局などの関係者にメール警報を発信する機能を新たに実装したことで、河川氾濫前に住民へ避難情報の提供が可能になり、防災活動をより迅速に実施できるようになりました。


ポイント

  • 季節による寒暖差(最高最低気温差が約20℃)が激しい場所でも途切れずに観測中
  • メール配信機能を実装したことで災害情報を周辺住民に素早く提供

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