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液状化地盤データ自動収集システム

環境 情報システム 環境モニタリングシステム 無線・有線通信技術 IoT、クラウド 通信設備

事例番号0078

液状化地盤データ自動収集システム

プロジェクトの概要

案件名:液状化対策効果検証業務
工期:2018年10月~2019年8月

首都圏某市において、LPWA(Low Power Wide Area:省電力広域無線)を用いた地盤情報データの自動収集システムを提案・施工しました。当該市では、市街地における液状化対策事業の一環として市内各所にセンサーを設置し、地下水位、沈下量、間隙水圧の測定を行っています。これまでは観測したデータを収集するため作業員の全地点巡回や手作業によるグラフ作成を行っており、状況確認に多くの時間と労力を要していました。このような負担を軽減し作業の効率化と簡便化を図ることを目的に、データ自動収集システムの導入へと至りました。観測データはLPWAネットワークを通じて専用のクラウドサーバーへ集約され、インターネット上からいつでも確認することができます。従来人力で行っていたデータ取得作業が不要となったため、業務の効率化・作業員の負担軽減が実現しました。

システムの概要

観測対象区域内25箇所に設置したセンサーで取得した地下水位や沈下量データを、1時間に一度LPWAネットワークを通じてクラウドサーバーへ送信しています。今回採用した電波帯「429MHz帯」は障害物の影響を受けにくく、都市雑音の多い住宅地でも300m以上の長距離通信を行うことができます。また通信子局・親局の電源には乾電池を用いており、単一乾電池4個で約1年間の長期稼働が可能です。

ポイント

・LPWAを用いた省電力の広域監視システムを実現
・既設の観測センサーにネットワーク機器を後付けしてシステムを構築
・障害物の多い住宅街でも広範囲にわたってデータ収集が可能
・クラウド監視システムの導入によって情報収集作業の省力化に貢献

 

 

 

 

 

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