事例番号085
案件名:玉村町防災監視カメラシステム
工期 :2020年10月
利根川や鳥川などの一級河川が町内を流れる群馬県玉村町。2019年10月に発生した台風19号は地域に大雨をもたらし、甚大な浸水被害を引き起こしました。当時町では国や県が設置した河川監視カメラ7台が稼働していましたが、被害が発生したのは既存システムの監視の目が届きにくい小さな川や用水路でした。
被害後、玉村町様からのご依頼で新たに3台のカメラをはじめとする「クラウド型防災監視システムeT001s」を設置。新規の監視カメラに加えて町内にある既存の河川監視カメラ画像もシステムに取り込むことで、玉村町全域の河川状況を把握できる防災監視システムを構築しました。
5分間隔で撮影される画像を専用サイトにて地域住民向けに公開しています。今回導入された監視カメラのほか、国や県が設置したカメラ7台の画像も同じサイト内で閲覧可能になっており、地域内の河川状況をまとめて確認することができます。
・既存カメラの目が届きにくいポイントに当社の河川監視カメラを設置
・国や県が管理する町内の大型河川と町管理の中小河川や水路が同時に監視できるシステムの構築